ロードバイクが欲しいが・・

 

自転車に冷たい国、ニッポン――安心して走れる街へ (岩波ブックレット)

自転車に冷たい国、ニッポン――安心して走れる街へ (岩波ブックレット)

  • 作者:馬場 直子
  • 発売日: 2014/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

弱虫ペダルの影響で今年の春頃からずっとロードバイクが欲しい。欲しいものはとりあえず1ヶ月は我慢して判断するというルールを自分に課しているのだが、半年経っても欲しい気持ちは変わらない。多分遅かれ早かれ買うのだろう。3月にレンタルロードバイクしまなみ海道をサイクリングしてから一時的に満腹にはなったけどまた飢餓感が出てきた。

でもネックになるのがいくつかある。初期投資を含めた維持費、モチベーション、そして本書にあるように日本は自転車に対して冷たい国だということ。一つ目のお金の問題がネックでためらう人は多い。バイクは最低でも10万以上するものは欲しいし、ヘルメットやユニフォームなどの周辺装備だけでも数万はする。定期的なメンテナンスも必要だし、僕は輪行していろんなところを走りたいと思っているので自分で組み立て取り外しする知識、技術もいる。

モチベーションに関しては僕はレースに出たい欲はなくて単純にサイクリングを楽しみたいと思っている。マラソンもやっているが同じ頻度では走れないので習慣化できるかどうか。

スピードは出るが楽な乗り物ではないので続くがどうかの不安は大きい。

また当然外では保管できないので室内保管になるが、1Kのアパートで保管スペースをどうするか。

最後に日本の自転車事情だが、日本の道路は車優先で設計されており、車からも歩行者からも煙たがられる存在になっている。それが本書にもあるように自転車事故の多さにつながっている。最近は自転車事故での賠償額が高額になっており、乗るなら保険は必須だと思った。

本来は車道を走るべきなのだが、歩道を走ることも一部許されていたことにより起こる歩行者との事故、左側通行が徹底されない弊害など自転車のマナーの問題というより日本の道路交通設計が引き起こしている側面も大きいと思った。

ただそれでも欲しい気持ちは変わらないのでしっかり調べて買うことにしよう。